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第15回サンギートメーラ岐阜2016終了しました

第15回サンギートメーラ岐阜2016終了しました。

3年ぶりに開催された岐阜サンギートメーラ。
開演からたくさんの方がお集まりくださいました。

私たちのバラタナティヤムから始まり、オリッシーの野中ミキ先生、バラタナティヤムのダヤトミコ先生と3組の舞踊が続きました。
最初に終了した私は、着替える前にこっそり客席に戻り、お二人の先生方の舞踊をじっくりと観ることができました。

リズミカルな私たちのバラタナティヤムの後は、野中先生のオリッシー。
優しくしっとりとした安定感。
2曲目のギータゴーヴィンダはなんとも艶かしい演目で、解説を聞くだけで恥ずかしくなりそうでしたが、野中先生はラーダの美を抑えめに、うちに秘めた美を表現くださいました。すべてをそのまま見せるのではなく、外に見えるのは内から溢れ出る表現の一端というような表し方、とても美しいです。目標にしたいです。

3組めの舞踊はダヤトミコ先生のバラタナティヤム。登場の時から、ダヤ先生の神々しい気が舞台には溢れていました。力強く、エネルギーに満ちた舞踊、魅了されました。迫力のある舞台に、観客席からも何度も拍手が上がりました。

友人(オリッシーの村上幸子さん、バラタナティヤムの金澤倫子さん)と共に立ち上げたMargamは実はこのお二人の先生の舞台を京都で拝見し、感動したことがきっかけでした。憧れのお二人です。
まだご覧になったことの無い方、機会があればぜひご覧になってください!

その後は、演奏が続きました。
舞踊を拝見した後、汗でぬれた衣装を慌てて着替えたのですが、Gumi Nakaguchiさんのバーンスリ聞き逃してしまいました。残念です。

サンギートメーラ岐阜の主催者であるジミー宮下さんのサントゥールと井上春緒さんのタブラ、南沢靖浩さんのシタールとGlen Kniebeissさんのタブラ、Stive OdaさんのサロードとGlen Kniebeissさんのタブラ演奏でサンギートメーラ岐阜は終了しました。

演奏、素晴らしかったです!
ヴィザが間に合わず、出演できなかったArindam Chakravartyさんの代わりに、急遽出演されることになった井上春緒さんとジミー宮下さんの演奏。急とは思えない息のあった演奏でした。主催者でありながら、演奏者、司会もされながらの当日、かなりご多忙なはずのジミー宮下さんでしたが、ジミーさんの奏でるサントゥールの音色は天上にのぼるように美しく、その音色に寄り添うように演奏される井上さんのお人柄も拝見できました。

情熱的な南沢さんのシタール大好きですがソロ演奏は聞き逃してしまいました。Glenさんとの演奏では、いつもの南沢さんソロとはまた違った感じ、お二人が即興で作り出している音、堪能しました。楽しかったです。

最後はStive Odaさんのサロードと再びGlen Kniebeissさんのタブラ演奏。
Stiveさんの演奏、なんとも優しく、懐かしい音色で、でも、情熱的で、じわ〜っと感動が込み上がってくるようなありがたい演奏でした。Glenさんのタブラは、南沢さんとの演奏の時とはまた違った響き、Stiveさんとの演奏で出来上がった演奏。絶妙なコンビネーション。素晴らしい演奏でした。

どの舞踊も演奏も、舞踊や演奏を大切にあたためて今があり、その方のお人柄とか、生き方とかそういった深いものが一緒に伝わってきた感じがします。
熟練の技や味わいが盛りだくさんのイベントでした。

サンギートメーラ復活を実現させ、このような貴重な場に私たちに出演の機会をくださった主催者のジミー宮下さん、関東からたくさんの荷物を運んで来てくださり、アフターメーラ担当してくだったゆうきさん、そして梅原さん、早朝から深夜までスタッフとして動いてくださった多くの皆様、各地からサンギートメーラにお運びくださった皆様、出演者の皆様、素晴らしい時間をありがとうございました。

今後も理想を目指して、より一層精進して参ります!


下の写真はダヤ先生が楽屋で記念撮影しましょうとお声をかけてくださった時の写真です。大切な思い出になります♪
第15回サンギートメーラ岐阜2016終了しました_a0216433_15314402.jpg
写真右:ダヤトミコ先生
写真中央:野中ミキ先生


★★★おまけ★★★
当日の動画です。
画像が不鮮明で、かなり激しいブレがありますが、よろしければご覧ください。

①Invocation(巽知史&幸恵)
Pushpanjali, Ganesha Stuti, Alarippu (Sankeernam)

②Keertanam (Adum Azhagai Paradi) 巽幸恵

③Tillana (Simmendramadhyamam) 巽知史&幸恵

by sachie






by satya_santosha | 2016-09-29 16:38 | 日記 | Comments(0)