インド滞在記 その一

 10日の朝出国し、昨日20日の朝、到着のシンガポールエアーで無事帰国した。チェンナイは19日の16:15発、日本に20日の8:45着。妻とはチェンナイからシンガポールまでは同じフライト。シンガポールから妻は福岡へ、私は名古屋へ。幸い、ほぼ同じ時刻の出発便で、到着もほぼ同じ。妻は、大分で10日ぶりに子どもたちと再会。それから温泉へいったらしい。少しうらやましい。
 ところで、私にとってはなんと8年ぶりのインド。C.V.Chandrasekhar先生との再会がすごく楽しみだった。
 さて、インドの滞在記録。
 チェンナイに10日22:00頃到着。気温などの状況はほぼ日本と同じ。むしろ日本よりも涼しく感じる。ちなみに先生夫妻もアメリカ滞在を終え、同じく10日の21:00頃に帰国されたのだとのこと。
 到着日の夜はホテルに滞在。インドの物価がものすごく上がっていることにここで気付く。
 翌朝、10:00頃、荷物をもって先生宅を訪問。「遅いじゃないか!」と先生。満面の笑顔でハグしてくださる。至福の瞬間。滞在中、私たちをゲストルームにステイさせてくださる準備をしてくださっていた。ありがたい。
 その後この滞在中、どうするか先生のお部屋で相談する。つまり何を教わるか、先生のご意見も聞きながら、相談した。過去に習った曲目のおさらいと、新しい曲目を一つ教わることになった。
 その曲は、「DashaAvatara」ビシュヌ十化身の神話を表す大曲。この曲は、先生ご自身の作曲と振り付け。私が先生の踊りを初めて見た時、この曲を踊ってくださり、それを見て衝撃を受けた。いつかこの曲が踊れるようになればと夢見ていた曲である。その曲を教わることになった!嬉しい!一方で、「内容の濃い曲だから、10日間で終わるかどうか分からんぞ」とのお言葉。がんばるぞ!と覚悟を決める。
 その後、昼食をごちそうになった。なつかしい先生の奥さんJayaさんの手料理である。先生方はピュアベジ。インド料理というとカレーと思われるが、実に多種多様な野菜とミルク、ハーブ、オイルを組み合わせて作る魔法のような料理である。もちろん毎日食べていて飽きることはない。ちなみに先生方はお酒も飲まれない。飲み物も詰めたいものは口にされない。10日間のインド滞在中は、先生にならって、日本での不健康な生活から一転、超健康的な食生活になった。不思議とあれだけ大好きなビールも飲みたいと思わなかった。
 午後から早速稽古をつけていただく。まずは過去の曲目のおさらい。先生の前で踊ると、身体の芯からしゃきっとする。いくつかアドバイスをいただく。先生の技はまさにマジック。なんといっても御歳76にしてバリバリの現役ダンサー。先生の踊りは細部に至るまで全てが神業である。なんとかまねようと努力する。
 初日の午後は稽古の後、マイラポールというお寺の門前町にある、シルクの専門店と、踊りのアクセサリーの買い物に出かける。なぜなら、妻は新しく衣装を作るからだ。衣装を作るには、まずはサリーを購入し、それからテイラーにいってデザインを決めて、採寸してもらい、仕立ててもらわなければいけない。それから、前に購入したアクセサリーが傷んできていたので修理してもらう。それにも数日かかる。
 妻のサリーを購入して、アクセサリーを修理に出すと早速、そのエリアではもっともダンスコスチュームの仕立てでは定評のあるテーラーにいく。そこでは、「今、出されると速くても8月の終わりにしかできない。10日間では無理」と一蹴されてしまう。なんかツンケンしていていやな感じ。あきらめてもう一軒、前に世話になったテーラーに行く。素朴で笑顔のかわいいお父ちゃんが経営している下町のテイラー。まず「10日間でできるか」と聞くと「うーん」とやはり難しそうな表情。そこで、思いつき、「私たちはC.V.Chandrasekhar先生の生徒だ」というと、状況は一転。「なんとかします」との二つ返事。先生はやっぱりすごい!時計を見るとすでに9時を過ぎている。初日にすべきことはなんとか終わった。
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by satya_santosha | 2011-08-21 12:10 | 日記 | Trackback | Comments(0)