カテゴリ:バラタナティヤムとは?( 1 )

バラタナティヤム

(以下『南アジアを知る事典』(平凡社)より)
インドの代表的な舞踊の一つ。踊り手が一人でいろいろの役を演じる形式をいい、現在タミル・ナードゥ州南東部、特にチェンナイ市を中心に行われている。デーヴァダーシー(神の召使)と呼ばれる、ヒンドゥー教の寺院に所属する女性によって伝承されてきたが、封建制度の発達につれ、君主や土侯の宮廷でも踊られるようになった。20世紀の初頭、古文化再認識の動きに伴って、バラタナティヤムは寺院を離れ、舞台芸術として再生し、一般の人々がこの舞踊を学び楽しむようになった。ヌリッタという純粋舞踊とアビナヤという表示的な意味をもつ舞踊の二つの要素から構成されており、ヌリッタのみの曲、アビナヤのみの曲、両方の要素をもった曲がある。踊り手はアビナヤの部分で自己を最高に表現するといわれている。最近では男性の踊り手も少数ではあるが現れている。
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by satya_santosha | 2011-06-07 12:54 | バラタナティヤムとは? | Trackback | Comments(0)